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優しさとは何かを本気で考えてみる。優しい人間に努力次第でなれるのか?

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優しさとは何か。これは僕の人生のテーマでもあります。

そもそも、僕が医者を志した理由は、優しい人間になることです。

看護師さんが優しかったのが医者を目指すきっかけになった。

以前所属していた私大文系大学の3年生の時、喘息発作が生じました。

本当に息が出来なくて、あーこれは死ぬかもと思いながら母親に助けを求めたところ、そんなんしばらくしたら治るやろと突き放され、しばらく壁にもたれかかって、呼吸に集中しました。

しかし、限界がやってきたので、早朝ではありましたが、近くの病院まで歩いて行きました。

その時に看護師さんに優しく介抱してもらったことが医学部を目指すきっかけとなった。

優しい言葉をかけてもらった。

診断を早々に済ませてみらい、吸入と点滴を打ってもらいました。その時に、優しい言葉を看護師さんにかけてもらい、なんだか報われました。

そして、その時に就職に迷っていたこともあって、なんあで看護師になったのかを聞かせてもらいました。

なんとなくなった看護師だけど、天職だと思っている。

その看護師の女性は、お母さんが看護師だったからという理由で何となく看護師を選んだようですが、自分でこの仕事は天職だと思っていると言っていました。

自分の仕事に誇りを持てるのは凄いことだなと当時の僕は感動したことを覚えています。

その経験があって、僕は医者になりたいと思って志すようになりました。

優しさって何よ?

僕はそれからというもの、優しさとは何かを考えることが多かったです。

正直に申し上げて、未だに結論は出ていません。

しかし、何となくこういうもんじゃないかなーというのは理解できているので、言語化しようと思います。

優しさとは、余剰産物である。

一つの考えとして、この考えは正しいと僕は思っています。

優しさとは、自分が満たされていたり、余裕がある時に生まれるものだと思っています。

例えば、駅のプラットフォームの階段で、重たい荷物を持って階段を上がろうとしているおばあちゃんがいたとします。

僕がその日に定期試験があって、学校へ向かっていたとしたら、僕なら手伝うことはないと思います。そういうイベントがなく、自分の心に余裕がある時にはおばあちゃんの荷物持ちを手伝った経験はあります。

この考えに則るならば、優しさには心の余裕を持つ努力が大事であるし、タイミングも大事だなと思えますね。

優しさとは、立場の上にある者が用いるものである。

優しい上司とは言えますが、優しい部下とはあまり言わないですよね。

「優しさ」というのは、力の強い立場にある者が、その逆の立場の者に対して用いる場合があると思います。

例えば、僕が風邪を引いてしまって病院に行った時には、お医者さんや看護師さん達に丁寧に対応されたら、優しさを感じます。それはやはり、立場上の問題が絡んでいると思います。

優しい人は、社会に対してトータル的にプラスに働く人

優しい人は悪口を言わない。

優しい人は他人の悪口を言わない傾向があると思います。

悪口を言う人間は、誰かに対して、違う誰かの悪口を言っていることになりますよね。それって、悪口を聞かされている方にも心の奥ではどこか不安や不信感が生まれてしまいます。

それは、その人が、また自分がいない場所で、自分の悪口を言っている可能性を否定できないからです。

そういうこともあり、悪口を言えば言うほど、どんどん本人の印象が悪くなります。

優しさに信頼は付きものです。信頼のない相手からは優しさを感じることはできないと思います。

なぜブラックジャックに「優しさ」を感じるのか?

全く同じ理屈で、ブラックジャックを読んで深い感動を僕は覚えます。

ブラックジャックは経済面における合理性を度外視した領域での医療を展開する漫画だからです。

 

見返りを求めない親切が本当の優しさだけど実際には難しい。

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