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なぜ乳児にハチミツを与えてはいけないのか?

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2017年に起きた事件で、離乳食としてハチミツを摂取していた生後6ヶ月の男児が「乳児ボツリヌス症」で死亡した事件がありました。大変悲しい事件です。

「乳児(1歳未満)にハチミツは禁忌」は微生物学で教えられる

私達医大生は、微生物学で乳児にハチミツを与えてはいけないと教えられます。原因菌はボツリヌスという細菌です。乳児はまだ腸内細菌の環境が整っていないため、このボツリヌスが混入されているハチミツを摂取することで、ボツリヌス中毒を発症してしまいます。

加熱しても意味がない

ボツリヌスは芽胞形成菌と言われ、熱に強く、加熱しても殺菌することはできません。そのため、「乳児には摂取させない」ことが最善策です。

対処法は?

もし摂取してしまい、乳児に便秘や手足の活発な動きがなくなったりした場合は迷わず小児科に行きましょう。最悪の場合、呼吸筋が麻痺して死に至る可能性があります。ボツリヌス中毒の治療は抗毒素血清という特殊な治療が必要ですので、家庭で対処できる方法はすぐに小児科へGo!です。

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