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麻疹で出現するコプリック斑について。

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麻疹の症状でコプリック斑というものを習うが、そもそもその斑がどこにどのように生じるかまでは習っていなかったので勉強。

コプリック斑というものは麻疹患者に特異的な所見で8割の麻疹患者に見られるものである。

出現時期

麻疹はカタル期、発疹期、回復期の3つの経過を辿り、コプリック斑はカタル期の終わりから発疹期始めにかけて出現する。

出現部位

第一臼歯、第二臼歯の対側の頬粘膜に出現する白い丘疹である。

出現機序

コプリック斑からは麻疹のウイルスは検出されない。つまり、麻疹に対するアレルギー反応による粘膜障害と考えられている。

 

参考画像:IDSC 感染症情報センター

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