βラクタム系抗菌薬は、細菌特有の細胞壁合成酵素に特異的に阻害作用を現す抗菌薬である。
以前のエントリで、『ゴロで覚える「細胞壁合成阻害」剤』のひとつの薬だ。
このβラクタム系薬で最初に発見されたのがペニシリン系薬であるが、他にもβラクタム系薬は存在する。
βラクタム系薬はゴロで覚えよう
βラクタム系薬ゴロでまずはゴロで覚えるのが近道である。
私が考えたゴロは、
『モーセの軽いペニシリン』である。
まず、βラクタム系薬はペニシリンがあるなーっと思い出し、あの偉大なモーセが持っていたペニシリンは軽かった!というイメージでゴロを覚えると簡単に覚えられる。
モー:モノバクタム系
セ:セフェム系
軽:カルバペネム系
ペニシリン:ペニシリン系
このゴロと細胞壁合成阻害剤のゴロを覚えてしまえば、
「細胞壁合成阻害剤はグリコペプチド系とβラクタム系とホスホマイシンで、βラクタム系にはモノバクタム系、セフェム系、カルバペネム系、ペニシリン系があるなー」と結びつけることが可能になる。