以前、iPad勉強法は医学部生において画期的な勉強法だということを書きました。
今回の記事では、じゃあ具体的にiPadで勉強するためにどういった準備が必要で、どういう風に使いこなせばいいの?ということを自分なりに説明していきます。
準備物
必要なものに、
・iPad
・GoodNotesというPDF管理アプリ
作業として必要なこと
・裁断+スキャン
あったら素晴らしいもの
・Apple Pencil
iPadは今かなり安い
今から10年ほど前になりますが、以前所属していた大学の入学式のオリエンテーションで、約20万円程度の、Let's noteというノートパソコンを勧められたことを思い出します。
「パソコンがなければレポートが出せない」という、大学の常識や謳い文句として、ノートパソコンの購入を勧めることに抵抗自体はないのですが、やはり高い。
それに比べて、約4万円程度あれば、最低ギガ数であれ、さくさく
動くiPadを購入することができます。すごい時代に生まれたものだとまじで思っています。
まずはこのiPadを用意しましょう。
Good Noteというデータ管理アプリ
iPadが準備できたら、Good NoteというアプリをApple Storeからダウンロードします。
Good Noteは960円で販売されていますが、コスパ的に最強なので、是非購入をお勧めします。
僕の医学部では、ほとんどの人がこのアプリを使用しています。
このGoodNoteにより、PDF化されたデータを管理できるわけです。
もちろん、そのデータに書き込みをしたり線を弾いたり、画像の貼り付けをしたり、複製をしたりと、基本的なことは何でもできます。
そしてデザインがシンプルで無駄な機能がほとんどないというのが僕が好んでいる理由です。
以前、管理アプリとしてGood Readerというアプリを利用していましたが、それもまぁ悪くはないのですが、使用感としては断然Good Noteが使いやすかったです。Good Readerは日本語対応してないイメージでした。
PDF化された過去問やら資料をGood Noteに移行
Good Noteをダウンロードできたら、PDF化された過去問やら資料をGood Noteに移しましょう。
僕の大学では、先輩がGoogle Driveで管理した資料を譲り受けることができたため、
iPadからGoogle Driveにアクセス→欲しい資料を見つける→アプリを開くを押してGood Noteに保存
という流れで取り込めました。
また、友人のiPad端末やiphone端末からデータを譲り受けたい場合は、Air Dropを使えば簡単にできます。
PDF化されていないテキストの対応
大学で配布されるテキストは、もらったらすぐにスキャン屋さんに持っていって、スキャンしてデータ化してもらいましょう。
僕が利用しているスキャン屋さんはスキャンピーという自炊代行法人です。
https://scanb.jp
ここに持っていくなり郵送をして、スキャンをしてもらう。OCR処理(検索機能をつけるやつ)をしてもらって、特急便を使ったらだいたい1冊400円くらいかかりますが、試験対策への投資と考えれば安いものです。
なお、スキャンデータの学生間の共有は著作権上違反になるはずです。自分の勉強のためだけに使う名目でのスキャンをして下さい。ここらへんは自己責任です。僕の大学においては、人に回さないのであればデータ化は許されています。
データはスキャンピーからネットを介してもらえるので、それをGoodNoteにコピーして利用するわけです。
これで準備完了。後はこのiPadを授業に持っていくだけで、勉強ができるようになります。
OCRという検索ツール
僕はスキャン屋さんにスキャンしてもらう時にOCR処理も行なってもらいます。
これは、文字認識を行い、必要な情報がどのページにあるか、検索できる機能です。これがあれば、調べたい単語とかが一発でどのページにあるか検索して、そのページに飛ぶことができるようになります。
Apple pencilを使えば、iPadはもはやノートや紙と同じような使い道ができる
それと、Apple pencilは、iPadで勉強するためには必需品だと思います。僕自身は、このiPad勉強法を始めてからは、Apple pencil抜きに勉強していました。メモなどは全て、テキストとして入力して貼り付けていました。
これに限界を感じてしまったので、やや高額ではありましたが思い切ってApple pencilを買ってみました。
もうなんというか、僕は感動しました。本当に紙に鉛筆で文字を書いているような感覚になります。なんでもっと早く買わなかったんだろうと。
このApple pencilがあれば、授業中に早口で教授が言ったこともとりあえずはメモできます。
テキストだと、打つのにどうしても時間がかかってしまったので、これがちょっとしたストレスでした。
是非、本格的にiPadで勉強を行うことを検討している人は、このApple pencilも検討してみてください。
まとめ
以上、
iPadの準備→GoodNoteダウンロード→PDF化の流れで説明しました。