控えめに言ってめっちゃ面白かった『ぼくは愛を証明しようと思う』ですが。
いわゆるナンパ本なんですが、その内容が濃かったので、きちんと学んだことをまとめていこうと思います。
今回は非モテ(モテない人)がよく使う手法である『非モテコミットとフレンドシップ戦略』についてお話ししようと思います。
非モテコミットとは?
非モテコミットについてはこう書かれていました。
「非モテコミットというのは、お前みたいな欲求不満の男が、
ちょっとやさしくしてくれた女を簡単に好きになり、もうこの女しかいないと思いつめて、その女に好かれようと必死にアプローチすることだ」
もう、この引用の言葉そのまんまなんですが、
簡潔に述べると、非モテコミットとは、男性が一方的に女性に一方的に好意を向ける状態を言います。
非モテコミットの具体的な状態
実際にイメージがつきにくいと思うので、非モテコミットの具体例を挙げてみようと思います。
・優しくされて、それが自分への好意だと勘違いしてしまう。
・一方的に好きになる←この事実に気が付けない。
・付き合ってもいないのに、その女性のことを考えるとやる気が出る。
・LINEがあまり返ってこないのに関わらず、LINEを頻繁に送る。
・好きになった女性の自分への気持ちがよくわからない。
・相手の女性に誠実に優しく接する事が相手のためになると思っている
・ありのままの自分を知ってもらえれば好きになってくれると思っている。
非モテコミットを女性はどのように見ているのか
非モテコミットの状態に陥っている男性を女性はどう思うでしょうか?
素敵!!!って思うでしょうか?思わないでしょうね。
自分を好きでいてくれている!という感覚より、簡単に手に入りそうな存在=魅力のない存在というレッテルを貼られてしまいます。
フレンドシップ戦略とは?
フレンドシップ戦略についてはこう書かれていました。
「フレンドシップ戦略というのはなんですか?」
「お前みたいなモテない男が、非モテコミットした女にアプローチするときにやる、唯一の戦略だよ。まずはセックスしたいなんてことはおくびにも出さずに、親切にしたりして友だちになろうとする。それで友だちとしての親密度をどんどん深めていって、最後に告白したりして彼女になってもらい、セックスしようとする戦略のことだ」
つまり、フレンドシップ戦略とは、
女性と出会いアプローチするときに、非モテ男性が「まずは友達から」とセックスしたい気持ちを隠して接近し、仲良くなってから告白して、それでOKをもらってからセックスしようとする戦略
のことです。
恋愛工学内ではなぜフレンドシップ戦略はダメなのか?
恋愛工学において、なぜフレンドシップ戦略はダメな戦略として認識されているのでしょうか?
それは、女性は一目会った瞬間に、その男性をオス(セックスする可能性がある男)かそうでないかを判断するからなのです。
第一印象で、その人と今後、恋愛をする可能性があるのかないのかを瞬時に判断されるということです。
生物学な話をすると、女性は、妊娠・出産する期間が男性と違って限られています。より良い遺伝子で妊娠するためには、多くのアプローチしてくる男性の中から妊娠可能期間内に効率よくその遺伝子を選ぶ必要があります。
そんな状況の中で、出会う男性に対しては瞬時にその男性がありかなしかを判断する能力が備わっています。
短期的な勝負では勝てないから長期的に勝負をしよう!という考えを持っていたとしても、
自分自身が合格ラインを超えない男だと思われていた場合、その戦略は全く意味を成しません。
また後ほど説明をしましが、最初の印象でいかに魅力を伝えるか、そしてその魅力を伝えて、アリだと判断された上でいかに勝負をするかという考えが必要になっていきます。
第一印象でナシと仕分けられた男性陣(ともだちフォルダ行き)が、いかにフレンドシップ戦略を使ったところでコストパフォーマンスは最悪です。
恋愛に奇跡を求めがちですが、恋愛も勝つべくして勝つ方がいいに決まっています。それが恋愛工学の基本概念です。
非モテコミットとフレンドシップ戦略を使わずに上手く恋愛を始める方法とは?
じゃあどうすればええねん!ということなんですが、逆のことをやればいいわけです。
堂々とした態度
まず重要なことは、
「女性と会った時から、女性に媚びずに、堂々とした態度で接すること」だと僕は思います。
これは、「私に好意があるのかないのかわからないけれど、堂々としていて、自信のある人だな」と思わせるために大事です。
つまり、自分は非モテじゃないし恋愛不足でもないよーということを伝えることで、魅力的なオスとして見せるために必要なことです。
第一印象で魅せる
そして、次に重要なのが第一印象です。
外見、立ち振る舞い、会話などに気を使って、魅力的な人だということを伝える必要があります。
最初がすごく肝心です。これを失敗してしまうと、トモダチフォルダに仕分けられてしまい、その次のアクションをいくら取ったからといって、男フォルダに入れられることは困難だと考えるべきです。
自分の外見が不安な人はファッション雑誌やヘアカタログなどで勉強する必要がありますし、
自分のトーク力に自信がない人は関連する本やネットで勉強する必要があります。
この2つのことができた場合、相手と向こうには恋愛の準備が整ったことになります。
ここまで出来たら、後はデートなりなんなり実行に移しましょう。
この2つの過程が完璧だった場合は、フレンドシップ戦略も有効になるだろうと僕は考えています。最初に魅了させて、後はお互いを知るために友達として時間をかけて仲良くなるのは、女性にとっても理想的だからです。