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なぜ先天性甲状腺機能低下症では間接型ビリルビン優位の黄疸をきたすのか?

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先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)においては、間接型ビリルビン優位の黄疸をきたすことがわかっている。

これは、甲状腺機能の低下に伴い、肝機能が低下することで、肝臓のグルクロン酸抱合能が低下し、間接ビリルビン直接ビリルビンの変化が起きないからである。

新生児は、生理的な現象として新生児黄疸がある。これは異常ではなく、新生児はUGT(グルクロン酸転移酵素)が発現しておらず、グルクロン酸抱合ができないことが原因である。

この生理的な現象である黄疸が、甲状腺機能低下によるグルクロン酸抱合未成熟なことによって延長してしまうことで、間接型ビリルビン優位の黄疸をきたしてしまう。

ここで対比して覚えるべきは、肝細胞癌や肝硬変などは、直接型ビリルビン優位の黄疸をきたすということである。肝細胞癌や肝硬変は、直接ビリルビンの胆道への排出力が障害されてしまうことによって黄疸をきたしてしまう。

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