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マルチタスクは生産性が落ちる。1日1日を工夫して生きよう。

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マルチタスクがいかに非効率かということは、山のように論文があって僕はびっくりしました。今回はその一部を紹介したいと思います。

タスクを切り替える頻度が高い人ほどパフォーマンスが下がる

Stanford Study Shows: Maxi-Multitaskers' Performance Impaired
Cognitive control in media multitaskers

2009年にスタンフォード大学で行われた研究があります。Anthony WagnerとEyal Ophirが、メディア利用習慣について262人の学生を調査しました。

その後、マルチタスクを最も多く実行した19人の学生と、少なくともマルチタスクを実行した22人の学生にテストを受けてもらいました。そのテストではタスク切り替え能力の高さを計りました。

結果として、日常的に多くの情報を行ったり来たりしている(つまりマルチタスクを行なっている)大学生が、マルチタスクを行わない大学生よりも、はるかにテストの結果が悪かったようです。

この研究からは、マルチタスク傾向の強い人はひとつのタスクに集中する人と比較して、情報の取捨選択が苦手なうえ、タスクの切り替えもずっと下手であることが判明しています。

これ分かりやすく言うと、マルチタスク傾向が強い人は圧倒的に集中力を持続できないということです。

シングルタスクを行うための具体的なアイデア

マルチタスクが効率が悪いとわかった上で、シングルタスク、つまり今目の前のことに集中するためにどうすべきか?

僕はちなみにこの今目の前に集中することが苦手なタイプです。当然、集中力にも自信がない(だから、マルチタスクについて調べたんですよね)。

今、目の前のことに集中しよう!と言っても、なかなかできない人は結構いるんじゃないかと思います。

具体的にその解決策を考えて行きましょう。

集中を妨げるものを遮断する。

僕は医学部生ですが、同期で集中力あるなーと思う人間のほとんどはこれを自動的にやっているイメージです。一緒に勉強していて、昼飯や晩飯の時間になってもずーっと勉強していて僕が声を掛けない限り永遠に勉強するんじゃないか?っていうくらい勉強をする人とか、ライン送っても全く返さない人は成績も良かったですよ。社会性があるかないかは抜きにして、僕は心底その集中力に嫉妬しています。

集中を妨げるもの遮断する方法として、「必要なものだけ持ってカフェに行く」とか、「誰にも声を掛けられないような環境で勉強や仕事をする」とか、徹底的に目の前の仕事に向き合える環境をつくることが有効だと思います。

翌日のTo Doリストを作成する

ひとつの仕事に集中するために、TO DOリストをあらかじめ作っておくことは有効だと思います。

しかも、寝る前に翌日のTo Doリストを作ることが一番効果的だと思います。To Doリストって作ってもその通りに実行できないことも多々あるかと思いますが、その為にも前日の夜に計画を立てることがいいんじゃないかと思っています。

単にタスクをリストアップするだけでなく、その内容についてよく考え、なぜそのタスクを達成する必要があるか、達成するとどのようなメリットがあるかを十分に考える時間が夜にはあるからです。

そして、そのような目的意識を持って寝ると、翌日からシャキッと動けるような気がします。

1日に1度は、仕事の場所を変えてみる

僕が医学部受験時代は、スタバを2店舗はしごしたり、市立図書館を利用したり、大学図書館を利用したりしていました。勉強環境を一つに限定すると非常率な事は実感しています。

スタバを2店舗はしごしても環境が変わらないから意味ないんじゃないかと思われるかもしれませんが、集中力は間違いなく維持できていました。幸いなことに、僕の実家にはスタバとスタバの間がチャリで10分くらいだったので、ちょうど良かったし、ドリップコーヒーは別の店舗で頼んでも2杯目は100円というのを利用して、2店舗で合計3〜4時間くらい居座って勉強していました。

快適で集中しやすいワークスペースを持つのは必要不可欠ですし、ワークスペースは1つに限定せずに、複数持っているといいと思います。

1つのワークスペースだと、気分転換が気分転換にならないですね。同じ場所にいるということがそうさせるみたいです(そういう研究してる論文ないかなー)。

ただ、これ移動とか新しい環境に飛び込むのに気力が入ります。明確な目的意識がないと、やってらんねーってなります。やはり、まずは何故シングルタスクを行うのか、効率の良さを追求する必要があるのかを考えるべきです。

反省のいらない日はないから、今を集中するために全てを注ぐことが大事。

常々思うのが、反省のいらない日はないということです。

僕がネットサーフィンをしてしまう時は、大抵他人に興味を持っているからです。FXyoutuberの動向だったり、医学部受験生のtwitterだったり。正直、自分自身が100%満足できる一日を送っていられないからそういうことをするんだと思います。

時間をかけるならば、今日一日をしっかり満足した一日にできたか、できなかったら何が原因だったかをしっかり考える時間を作るべきです。

そして、そうやって考えていくと、必然的にシングルタスクの重要性もわかってくるし、いかにマルチタスクを省くかという流れに繋がっていくはずだと思うんですよね。

もっともっと自分自身に対する時間をかけていって、マルチタスクを減らしていく努力をしようと思いました。

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