私は何かをするとき、熟考して納得しなければなかなか動けないタイプだ。
そういう性格だから、ホリエモンさんなどに憧れて、本を読んだりして彼らの思想を学んだりしている。
だが一向に直らない。むしろ、こういう慎重な性格をポジティブに考えていたりする。
そして今回、遂にバスタオルを捨てる決断をした。
私が一人暮らししている部屋は約15平米の小さな部屋。しかも、ベランダがなく洗濯物は室内干しでしか対応できない。
よって、バスタオルを洗った場合、乾くのに1週間くらいかかる(冗談ではなく)。
バスタオルの気持ち良さはよくわかっている。シャワーを浴びた後に、あのふかふかな触り心地の生地に包まれる幸せ。たまらない。
しかし、今回はバスタオルとお別れをすることにした。
私が使っていたバスタオルはニトリで買った1,000円くらいのもの。
さよならする悲しさと、どうして家で乾かないことがわかっていたのに買ってしまった(1年前くらいの話だが)、のだという自責感と、ようやくこの乾かない苛立ちから解放される気持ちがごちゃかぜになった挙句、今は気分が清々しい。
たかが1,000円の買い物かもしれない。しかし、私は今度こそは日用品は真剣に考えて買おうと決意するのだった。